条件分岐

条件分岐文は、その名の通り、ある条件を評価し、処理を分岐させる文です

例えば、センサーの値や変数の値によって処理を変えたいときに使用します

if文

与えられた条件によって処理内容を変える文です

条件は bool 型で与えます
各種スイッチなどの入力値を与えたり、 比較演算子論理演算子 と入力値を組み合わせたりして条件を与えます

else if 句によって一つ目の条件に合致しない場合、別の条件を与えて分岐させることもできます
else if 句は複数回連続して記述することが可能です

また、else 句によってどの条件にも合致しない場合の処理を記述することもできます

if (a != b) {
    // aがbと等しくない場合の処理
}

if (a == b) {
    // aがbと等しい場合の処理
} else {
    // aがbと等しくない場合の処理
}

if (a == b) {
    // aがbと等しい場合の処理
} else if (a < b) {
    // aがbと等しくないかつ、aがbより小さい場合の処理
} else if (a != 42) {
    // aがbと等しくないかつ、aがbより小さくなく、aが42ではない場合の処理
} else {
    // 上の3つの条件すべてに当てはまらない場合の処理
}

if (a == b && a != c) {
    // aがbと等しいかつ、 aがcと等しくない場合の処理
}

switch文

与えられた変数がどの値かによって処理を変える文です

if文 は条件で分岐するのに対し、 switch 文 は一つの変数がどの値かという点で処理を分岐します

case 句の後に分岐させる場合の定数を書きます

処理の終わりには必ず break 文を書きます
break 文がない場合、次の break 文までに記述されている処理すべてが行われます

default 句の後にはどの条件にも当てはまらない場合に実行される内容を書きます

int x = 1;

switch (x) {
    case 1:
        // xが1の時の処理
        break;
    case 2:
        // xが2の時の処理
        break;
    case 3:
    case 4:
        // x が3か4の時の処理
        break;
    default:
        // どの条件にも当てはまらないときの処理
        break;
}